新書読書会「連鎖堂」の第2回を開催しました!
今回は課題本を皆で読んで集まる、課題本タイプの読書会。課題本は、前回のビブリオバトルチャンプ本、『未来をつくる図書館』(岩波新書)です。
多面的かつ深い読みができる本で、参加者からさまざまな意見が出ました。
多面的かつ深い読みができる本で、参加者からさまざまな意見が出ました。
参加者の意見が重なり、私も印象深かった点は、大きくは2点、「居場所としての図書館」という捉え方と、「情報リテラシー教育の重要性」です。
「居場所としての図書館」という捉え方は、図書館の安心感や立ち寄りやすさに、大きな可能性があるということでしょう。この考え方は、私にはなかったものです。かなりの納得感があり、図書館への期待が高まりました。
また、「情報リテラシー教育の重要性」が、さまざまな視点から示されました。情報量が増えても、探して使えなければ意味がありません。この面でも、図書館の果たすべき役割は大きいといえます。この点は、私が本書で最も感銘を受けた点ですが、特に情報の電子化について、独りでは見逃していた側面を考えることができました。電子化でますます図書館が必要になりうるとは。
その他にも、自分ひとりで読んだのでは考えつかないような、図書館についての知見を得ることができました。参加者の皆様、ありがとうございました!